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136 ふるさとだより#21

18.03.09 Fri | author:室伏 真璃

てっぺん!で毎日お送りしている "日美旬感"

郷土の味や景色、そこで暮らす人々を通して
"ふるさと"の魅力を紹介するコーナーです。

今週のふるさとは伊豆市・月ヶ瀬。
天城峠の麓にある、山あいの里です。

2月中旬、早咲きの紅梅が
ひとあし早い
春の訪れを告げていました。

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月曜日の主人公は内田隆幸さん。

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月ヶ瀬梅組合の組合長。
父の世代から受け継いだ
梅林を守りながら
年々増える休耕田を利用して
梅を植え続けています。


火曜日の主人公は植田延司さん。

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月ヶ瀬梅組合の工場長。
梅林で収穫した梅で、
梅干しやシロップなどの
加工品を作っています。
変わらぬ味を守りながら、
大切な梅を余すことなく使うため、
新商品の開発にも力を入れています。


水曜日の主人公は水口洋子さん。

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和菓子の老舗・小戸橋製菓の店長。
月ヶ瀬に嫁ぎ、月ヶ瀬で働き、子育ても経験。
この地の魅力を身をもって知ったそうです。


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サクサクの最中の中には、
テラテラ輝くあま~い餡...
1日に3000個(!)売れるという、
小戸橋製菓を代表するお菓子
「猪最中」です。

私ももちろん幼い頃から食べてきました。
今回は特別に出来立てをいただき、
改めて、その美味しさに感動!
工場でしか見られない
ずらりとイノシシが並ぶ姿も
思わず撮りたくなる可愛さでした^^

(今週の日美旬感は水曜日まででした)


今回もたくさんの
ふるさとに出会いました。

伊豆市出身の私にとって
地元で取材できる時間は
かけがえのないもの。

行く先々で温かな声をかけていただけますし、
小さな町なので
同級生や先輩後輩のご家族にバッタリ!
なんてことも少なくない、
嬉しい出会いの連続なのです。

そんななか、
生まれ育った場所なのに
まだまだ知らないことだらけだと
思い知る瞬間もあります。

休耕田に梅を植え
梅の里を広げていこうとする
月ヶ瀬梅組合の取り組みを
今回の取材で初めて知りました。

自分のふるさとで
荒れた畑を見つけるとき、
なんとも言えない寂しさを覚えるのは
私だけではないはずです。
そんな休耕田に
もう一度命を吹き込もうとするこの取り組みを、
少しでも多くの人に伝えたいと
強く思いました。

今週末見ごろを迎える月ヶ瀬の梅。
3月18日(日)まで
月ヶ瀬梅林では梅まつりが開催されています。
ぜひ訪れてみてください。

私も、そのために
ふるさとに帰るつもりです^^


さて、
来週のふるさとは浜松市龍山
ナビゲーターは松下アナです!

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