2015年6月アーカイブ

215 「サッカー実況」と「サポーター」

15.06.24 Wed | author:永井俊樹

今年のサッカー本大賞で“大賞”を受賞した作品を読みました。
中村慎太郎さんの「サポーターをめぐる冒険」です。

89日間のサッカー観戦記録、特に各クラブのサポーターを見つめた作品でした。

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これは、サッカー中継に携わる自分にとって勉強になるものでした。 
“サポーター”とは・・・。


『ゴール裏は一般的には見づらいとされているが、
色の動き、攻守のダイナミズムが感覚的に分かる』
『サポーターは、スポーツ観戦とは違う。
サッカー選手になって一緒にゴールを目指す感覚』   (抜粋)

普段、中継では横位置からゲームを見ていますが、
“縦で見る感覚”も同時に必要か
もしれません。横以上に縦で感じるダイナミックな展開を言葉に置き換える。
時に、サッカー選手になったサポーターと同じような“熱”をどう実況に活かすか、
研究してみたいと考えています。

『応援する選手が代表などで活躍すると、それは悲しい別れの予感。
海外へ移籍してしまうことへと繋がる』 (抜粋)

エスパルスでは大前選手がドイツへ移籍してしまった時のように、
代表やJリーグでの活躍はサポーターに
とって至福の時ですが、同時に、ステップアップとして新天地への活躍の場が広がる
可能性でもあります。
ですから、活躍の一方で、クラブから離れてしまう=一抹の寂しさ という側面も心に留めながら、
選手の活躍を見つめて行かなければなりません。

とはいえ、サッカー観戦は何通りもあります。
熱狂的な応援! 分析しながら観戦! 好きな選手だけを見る! 
選手は分からなくてもサッカーが好き・・・。
ですから、サッカー中継は、情熱だけでなく、冷静さが必要かもしれません。

ただ、その中にも、やはり「サポーターの心理」というものを大切にしながら
今後もより良い中継を研究していきたいと考えています。

214 特別なマウンド

15.06.03 Wed | author:永井俊樹

マウンドに立つ姿は、私にとって特別なものがあります。

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富士市出身の土屋健二投手。
富士市内の中学校を卒業後、横浜高校で甲子園ベスト4。
ドラフト4位で日本ハムに入団。
現在は移籍して横浜ベイスターズに所属しています。プロ7年目!

中学校から取材を続けている選手で、
先日の休日の時に試合を見てきました。

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今はファーム(2軍)。
また1軍に戻って活躍することを期待!!

彼は中学3年生から取材を続けている選手。
と言ってもプロ入り後は取材をしたくてもなかなかできないため、
近況を電話で聞いたりしています。

その彼が投げるかもしれないとあって、この日、見に行きました。
観衆はわずか800人。 ビール片手に寝ころびながら見るファンも。

ただ、私にとっては、10年以上、成長を見守ってきた選手。
わずか1イニングの投球。
その1球、1球を噛みしめるように見ていました。

これって親心・・・?

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