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制作局制作部 新名 隆大
 
テレしずのここを愛しています。

社員が
とにかく皆アツいっ。
暖房いらずで
社内が温かい
「元気集団」です。

 

どんなお仕事をしていますか?


 

番組制作ディレクターをしています。

 

街の人々に「テレビ局の人と言えば?」とイメージをお聞きすると、@ カメラマンAアナウンサーBADCプロデューサーに次いで、Dディレクターあたりにランクインすることが多い気がします(もちろん回答者によってまちまちですが。)決して目立たないポジション。つまり、「裏方」です。

 

街中にロケ(=スタジオ外での撮影)や中継に出ても、カメラマンのように
「どぉも、テレビ局です」という“分かりやすい道具”を持っていないし、タレントやアナウンサーのように画面に出ません。ディレクターは、ジーンズ&ポロシャツなどの軽装であることが多いので、ロケ隊から離れてウロついていると、テレビ局の人間に見えません。その結果、「あの〜、ちょっとすみません。インタビューさせてもらえますか?」と、女性に次々とアタックして(しかも何度も玉砕して)いる姿は、まるで「ナンパ」(笑)。

決して表舞台の人間ではないし、派手でもないですが、「やりがい」で言ったら「テレビ局内トップ」ではないかと、(他部署の方々の了解を得ずに)勝手に誇りに感じています。

 

私は、海洋番組を取材するため、ダイビング器材を背負って海に潜ります。雷が真横に走る富士山頂に連泊します。カメラ1台ひっさげて、片言英語だけで世界各地を歩き回ります。アフリカで野生動物を追っかけます。いつの日か、宇宙にも・・・(笑)。

 

そして、生まれて初めての珍重食材を試食します。たくさんの人々と出会い、心が触れ合います。こんなエキサイティングな仕事、なかなかありません。

 

忘れられない仕事


 

133年あまりも伊豆半島沖の海底に眠る、「ニール号」という沈没船に積まれていた「国宝級の美術品」を奪還するプロジェクトに密着取材してきました。

 

情報番組の1コーナーからスタートし、ローカル1時間放送、全国深夜放送へとステップアップし、最後は、日曜日の真昼間に全国一斉中継放送という、大変華やかな舞台を頂きました。

 

できたてホヤホヤの明治新政府が、国威を欧米列強に示そうと、日本の美術工芸品の超一級品ばかりを集めて、ウィーン万博に出品。終了後にフランス郵船に載せて帰国する途中で大嵐に遭い、伊豆半島沖で沈没しました。本来なら文化史に残る大事件です。でも政府の大失態だったため、歴史の闇に葬り去られました。

 

ニール号発掘調査団とともに、この歴史の闇に光を当てる・・・。「単なるお宝発掘ではない」このプロジェクトを番組化し、全国へ発信できたことは、私のディレクター人生の中で、最高の経験だったと確信しています。

 

ニール号の設計図を探しにフランスに渡り、調査団とともに南仏を歩き回ったこと、「とくダネ!」の協力を得て、小倉智昭さん、眞鍋かをりさんと番組コラボできたことも、最高の思い出です。

ちなみに海底発掘調査は、時間とお金が膨大にかかり、まだ船体の一部しか発見されていません。お宝はこれからです。調査・取材ともに今後も続いていきます。

 

学生時代は何をしていましたか?


 

司法試験受験サークルに所属して、弁護士を目指して法律を勉強していました。テレビ局の仕事に関する専門教育は受けていません。当時、テレしずの看板イベントだった「洋上テレビ寺子屋」のお手伝いに参加し、南太平洋の「青い海」を見た瞬間、テレしずに憧れました。

 

帰国後、試験勉強をスッパリやめて、ウィンドサーフィンサークルにいきなり転部(笑)。ディレクターになってから、「静岡の海」に関する番組制作を毎年続けているのも、あの時の青い海が「原点」なのかもしれません。

 

テレビ静岡を希望する方々へのメッセージ


 

日本平山頂に立って、富士山と駿河湾に向かって、「静岡って素晴らしい!」と大声で(しかも迷わず&真顔で)叫べる方。何かの場所を尋ねたら「南幹線を東に向かって・・・」と説明された場合に、「え?それってテレしず通りのことですか?」とすぐに聞き返せる方(もちろん真顔で)、どちらの方もテレしずに向いています。