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映像局取材編集部 杉本真弓
 
テレしずのここを愛しています。

「一体感があるところ」もしくは「一体感」・・テレビの仕事は決してひとりではできない。会社全ての部門が絡んで放送を各家庭にお届けしている。そういう意味で、ものを作るときの作品や人に対する共通の「愛情」や「情熱」を社員が共通して持っていることを感じるから。

 

どんなお仕事をしていますか?


 

主にニュース報道の映像を現場に行き、カメラで撮影し、編集してテープに仕上げる業務、そして生放送番組などのスタジオカメラや中継カメラもやっています。

 

突発的な事件・事故、行政の動きなど取材は朝晩時間を問いません。現場に行き記者と状況を確認しながら撮影、あるいはとにかくカメラが出動し、映像を残さなければならない時もあります。

 

逆にスポーツでの喜びの優勝シーンや滅多に出会えない美しい自然の風景や動物の姿、人々の笑顔etc・・明るい話題もハイビジョン映像を通して皆さんにお伝えしています。場所も県内外から時には海外にまで及び、またヘリコプターでの空撮も行います。

 

様々な取材、撮影には多くの場合その対象者がおり、いきなりその空間に入り込むわけですから、いつも「取材させていただいている」という気持ちを忘れないようにしています。

 

忘れられない仕事


 

多々ありますが、何本かやらせていただいたドキュメンタリー番組の取材は心に残っています。特に初めて担当した、当時小学3年生だった盲目の少女を追いかけた番組で、ありのままの彼女の世界を表現することに日々悩んだことを覚えています。撮影の際も彼女の感覚がものすごく鋭いことに驚かされたり、盲学校の心の通った教育、家族とのつながりや彼女の悩み、成長を追う中で小さな彼女から広がる大きな世界を感じ、泣きながらファインダーが見えないまま撮影した事が何度かありました。
彼女も現在高校2年生になり、その後も節目での取材を続け、ご家族も含めたその関係を続けさせていただいています。

 

その後も学校の用務員さんを取材した番組や教師のうつ病を扱った番組、静岡市内のイチゴ農家の現状を追った番組などを撮影させていただきました。長期にわたる取材をして、対象者や事象を知れば知るほど、テレビが伝える事はその氷山の一角でしかないというジレンマにいつも陥ります。

 

でも放送時間は無限には無く、カメラはその場面を切り取ってこなくてはなりません。だからこそ、その真実の姿に少しでも近づきたいという共通の思いで、時にはディレクターとケンカもしながら、苦しみながら取材をしています。「対象者の人生に失礼の無い作品を作るための精一杯の努力」をすることが必要だと思います。

 

学生時代は何をしていましたか?


 

国際関係学部で日本文学を専攻していましたので、わりと本を読んでいました。図書館の落ち着いた雰囲気が好きでよく通っていました。
(意外にも図書館司書の資格も持っています)
あとは野球部のマネージャーとして活動したり、生のスポーツ観戦が好きでプロ野球の試合や練習場に行ったり、ルールもわからずでしたが、サッカーやラグビーの試合観戦などもしていました。

 

テレビ静岡を希望する方々へのメッセージ


 

上記のように私は学生時代は思い切り文系で、まさか自分がカメラマンになるとは思ってもみませんでした。当時は、番組を見た視聴者がまた明日から頑張ろう、頑張れる!という「生きる力」を与えられる番組を作りたいという思いで就職活動をし、入社しました。その後ベクトルがこの方向に向き、希望がかなってカメラマンの仕事をしている今日まで、この思いは持ち続けています。

デジタル放送時代を迎え、今後テレビにはより情報のスピード化が求められ、それは加速していくでしょう。人々が浴びるその情報の渦の中に、少しでもはっと立ち止まって考えたり感じたりしてもらえる主張や映像をどのくらい送りこむことができるかが、我々ローカル放送の担い手の勝負どころだと思います。学生の皆さん、ジャンルや手法は様々です。今まで培ってきた自分らしさを生かしつつ、そこに一緒にチャレンジしてみたいという方はどうかその情熱をテレビ静岡に投入してみてください。テレビの力を信じ、自分の信念を発信してみてください!お待ちしています!