小澤 博さん
東京・青山の『くろ麦』で修業をし、江戸そばの伝統を今に受け継ぐ。 300年以上の歴史を持つそばの製法を守り続けることが、美味しいそばを作る秘訣だと言う。
静岡市さつき町。 静岡駅北口から国道一号線を清水方面へ。栄町の交差点を右折し、新幹線のガードをくぐったら左折、300メートルほど先にある『くろ麦』」
そばは二八そばで、そば本来の味が楽しめる。
また、つゆは温かい鴨汁。そばの冷たさとつゆの温かさが絶妙なバランスの一品だ。
そばの実は北海道産のものを主に使っている。
自家製粉、手打ちというスタイルは開店以来変わらない。手のかかる作業だが、納得したものをお客に食べてもらいたいという気持ちの現れだ。
そばを打つ時に使う水はアルカリイオン水。そば本来の味を引き出すために、細部にもこだわりを見せる。
鴨肉をそばつゆで煮込み、肉の出汁をつゆに染み込ませれば、温かいつゆの完成だ。