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過去の放送

過去の放送

2012年4月 7日放送 イルカさん(第1782回)

会場
沼津第一地区センター(沼津市)
講師
シンガーソングライター イルカ

講師紹介

東京生まれ。
1974年ソロデビュー。
翌年「なごり雪」が大ヒット。
「真冬の天使」「まあるいいのち」などの絵本やエッセイも多数。
2004年、IUCN国際自然保護連合の親善大使に就任。
母校の女子美術大学の芸術学部客員教授もつとめている。

番組で紹介した本

「まあるいいのち」お話と絵:イルカ(小学館・税込1,680円)
「真冬の天使」お話と絵:イルカ(小学館・税込1,680円)


ポイント第1782回「まあるいいのち」

イルカといえば歌を歌う人と皆さんに思っていただいているのはありがたいことです。
私が作る歌は、生き物や葉っぱなど、なかなかヒットに結びつかないものが多いのですが、
めげずに歌って来られたのは、中学生や高校生たちが共感してくれ、
「私たちも同じ気持ち」と言ってくれることがエネルギーになっているからです。

生き物の歌を長い間歌っていたら、2004年に、IUCN国際自然保護連合の親善大使に任命されました。
地球環境を扱う大きな団体で、私は学者でも政治家でもないので、
出来ることは、自分らしく、歌で「地球を愛してください」と伝えることでした。

2010年は、国連が定めた国際生物多様性年でした。
字で書くとなんだか難しい感じですが、要するに私の歌にある
「みんな同じ生きているから~一人にひとつずつ大切な命」ということですね。
これなら小さい子でも分かります。

小さいころから、人前で話したりするのは苦手で、石ころや葉っぱに話しかけていて、
生き物とは心が通じると思っていました。
いつかはジャングルの奥に入ろうなんて考えながら...。
気がついたら、いつの間にか歌っていました。

毎日の暮らしの中で、いろんなものからたくさんのメッセージをもらいます。
そうしたものに歌を作らされています。
CD「森羅万象」はこれからもたくさんのメッセージが届くようにという思いで作りました。
そんな思いを絵本にしたのが「まあるいいのち」です。
地球全体を大きな生き物と考えると、人間も植物も、
また、鉱物もみんなその中で生きている細胞同士だと思います。
もしかしたら私たちは細胞としてつながっていて、一人が病んだり、
いけない気持ちになったりすると、人にも伝染するのではないかとか思ったりします。

未来の地球を担う子どもたち、そのまた子どもたち、もっと先の人たちにも幸せになってもらえるように、
これからも、地球の一員として長く活動していきたいと思っています。

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