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過去の放送

過去の放送

2013年3月23日放送 大谷由里子さん(第1830回)

会場
富士市立東小学校
講師
人材活性プロデューサー 大谷由里子

講師紹介

1963年奈良県生まれ。
吉本興業で故・横山やすし氏のマネージャーをつとめ、
宮川大助・花子などを売り出す。
現在、年間300回を越える講演・研修をプロデュースし、
自らも全国で講演・研修を精力的に行っている。

番組で紹介した本

「元気セラピー」
大谷由里子著(KKロングセラーズ)


ポイント第1830回「幸せになるコミュニケーション」

私は22歳から25歳まで吉本興業でタレントの売り出しなど
マネージャーの仕事をさせてもらいました。
27歳で会社を立ち上げましたが、人材育成などでつまずいたことがきっかけで、
勉強をして10年前からは人材活性プロデューサーをしています。
 
40歳を越えた人はもう、人生の折り返しを過ぎていることを自覚し、
いきいきと生きることや、生き様について考えて欲しいと思います。

私が吉本時代によく言われたことは、「いい場を作る」ということでした。
人が楽しいときにとっている、または盛り上がっているときにする行動をあえてしてみることで、
自然に楽しい気分になったり、盛り上がったりすることがあります。
またその逆もあります。

あるとき、舞台の後ろでぼーっとタレントの漫才を見ていたら
「お前はアホか。タレントを盛り上げるのが仕事だぞ」と叱られました。

家庭でも職場でもそれは同じだと思います。
今は、人を盛り上げ、人を巻きこむことが出来る人を作らなければなりません。
そういう時代なのです。

20年前のバブル期は、みんな勝手に盛り上がっていたのですが、
今は平成元年生まれの人が社会人になりました。
その人たちは、生まれたときにはバブル崩壊、
物心ついたころに阪神大震災と地下鉄サリン事件、
多感な時期に9.11、これから学生生活をというときにリーマンショック、
そして、就職を前にして東日本大震災が起きました。
いいことがあってもすぐに悪いことがおきるのではないかと思ってしまう年代なのです。

感情や性格は変えられませんが行動は変えられます。
フェイスブックで「いいね!」という時代、コミュニケーションのとり方も変化していますが、
いいコミュニケーションを取り合い、相手を元気にして欲しいと思います。
そして、年を取るのも、仕事も、人生も悪くないことを語ってほしいのです。
人生の長さは変えられなくても、幅はいくらでも変えられるのですから、
昨日より今日は、より笑っているか、昨日より動けているかを考えてみて下さい。

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