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過去の放送

過去の放送

2013年4月 6日放送 大谷由里子さん(第1832回)

会場
富士市立東小学校
講師
人材活性プロデューサー 大谷由里子

講師紹介

1963年奈良県生まれ。
吉本興業で故・横山やすし氏のマネージャーをつとめ、
宮川大助・花子などを売り出す。
現在、年間300回を越える講演・研修をプロデュースし、
自らも全国で講演・研修を精力的に行っている。

番組で紹介した本

もし「ランチェスターの法則」で恋愛戦略を立てるなら
著:大谷由里子 河辺よしろう(佼成出版社)


ポイント第1832回「"欲しい"が元気をつくる」

子どものころは、出来ないことを出来るようになるのが楽しかったのに、
大人になると面倒くさくなり、やめてしまうことがあります。
私は、恋愛でも何でも、出来ないことが出来るようになる、
そんな人間をたくさん作りたいと思っています。

若手の就業支援を現在行っています。
彼らは生まれたときから携帯があり、パソコンもある。
その人たちと私たち世代がコミュニケーションでずれるのは
どんなところなのでしょう。

40代以上の人はとかく抽象的なものの言い方をするのです。
例えば「気を利かせなさい」と言われても
若い人にはそれがどういうことなのかわからない。
でも、食事をするときに相手が左利きだと分かったら、
はじめからお箸を反対向きにおいてあげることが
「気が利く」と言うんだよと教えるとすぐに分かります。

逆に、20代の若い人は調べたり、比較したりするのが得意です。
女性に「あそこに新しいイタリアンレストランが出来たのよ」と言われれば、
若い男の子はタブレット端末などで調べて、
「そこはレストラン情報サイトでは3.1の評価だ」などと言うのです。
昭和のお父さんなら「そうかすぐに行ってみよう」と言うところですが...。
その男の子の気持ちはというと
「だって、もしそこに行って味がまずかったら彼女がかわいそうでしょ」ということで、
調べてあげるのが彼らにとっての親切なのです。

コミュニケーションの基本は共通点を見つけることです。
子どものころも、恋愛の初期もそうです。
それが年を取ると、防衛本能が働いて相手との違いを
先に見つけるようになってしまいます。

心の仕組みを知ればいくらでも元気になれます。
私が吉本興業で教えられたのは、「WANT」です。
何が欲しいか、どんな番組を作りたいか、どんな人生を歩きたいか、
これが心の元気を作るのです。

売れるタレントは必ず「売れたい」という気持ちを持っています。
幸せも地域活性も同じで、幸せになりたい、
自分たちで自分たちの町を元気にしたいという思いがとても大切です。

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