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2007年12月15日放送 高橋章子さん(第1564回)

会場
藤枝市立青島北小学校(藤枝市)
講師
エッセイスト 高橋章子

講師紹介

昭和27年東京都生まれ。武蔵野美術大学卒業。70~80年代に時代をリードした投稿雑誌「ビックリハウス」の編集に参加。昭和52年、24歳で編集長に就任し、昭和60年の終刊号まで務める。現在は、テレビ・雑誌のコメンテーター、講演、パネリストなど多方面で活躍中。


ポイント第1564回「いじめをなくすPTA活動」

いじめを無くすために、大人は何をすべきでしょうか。
私が考えていることの一つに、「町のご隠居」になるべきではないかということがあります。

昔は、町内に「ご隠居」的な大人がいたものです。しかし、近頃は他所の子供に注意すると、周りから何を言われるかわからない、といった感じで躊躇することが多いと思います。
私には、24歳と中学2年生の息子、45歳で出産した小学3年生の娘がいます。中学校と小学校でPTA活動を行っていて、よく学校に行きます。自分の子どもに限らず、顔を合せれば必ず声をかけるようにしていて、時には、口うるさく注意もします。おかげで、学校の子供たちや先生から顔を覚えられ、お母さん方とも知り合いになりました。

二つ目に、子供たちの話を冷静に聞き、平等に判断してあげるということです。
中学2年生の息子が小学生の時のことですが、こんなことがありました。私はまったく気付かなかったのですが、祖母が息子の様子がおかしいと言いはじめたのです。息子に聞いてみると体育の時にサッカーが上手くできず、いじめられていたことがわかりました。その時、先生に相談するだけでなく、思い切って相手のお母さんにも話をして、解決することができました。

自分の子供はかわいいですから、いじめた側だけを一方的に責めてしまいがちです。でも、そこで冷静になることが大切です。そしてなによりPTA活動を通じて先生やお母さん仲間と知り合いになり、なんでも相談できる雰囲気を作っておけた事がよかったと思います。

自分の周りにいる子供たちに何か異変を感じたら、お互いに情報交換をしましょう。PTA活動を通して、学校や母親たちがお互いに風通しを良くしておくことが、いじめを無くすきっかけになると思います。

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