テレしず ホーム > テレビ寺子屋 > 子どもたちに輝く目を

テレビ寺子屋毎週日曜日 午前6時30分~

トップへ戻る

公開録画会場 随時募集中!

全国の放送予定はこちら

  • お知らせ
  • 寺子屋の歩み
  • 次回の寺子屋
  • 講師紹介
  • 過去の放送
  • 会場募集
  • ご意見・ご感想

過去の放送

過去の放送

2008年9月27日放送 蔭山昌弘さん(第1604回)

会場
川根文化センターチャリム21(島田市)
講師
学校カウンセラー 蔭山昌弘

講師紹介

1947年静岡市生まれ。2007年3月まで38年間公立高校の国語教師を勤め退職。勤務中から多くの生徒・保護者が相談に訪れ、カウンセラーとしても活躍。現在は城内カウンセリング研究会代表。著書に「お母さんのための子どもの心をひらく子育て」他多数。

番組で紹介した本

「四十九日 〜突然、息子が逝ってしまった〜」
著:蔭山昌弘
発行:幻冬舎文庫(税込600円)


ポイント第1604回「子どもたちに輝く目を」

私は人生を川に例えて話すことがよくあります。川の真ん中に大きな岩があり流れを遮っているとします。しかし、川というのはいくら障害があろうともそれを避けて海のほうへ流れていくものです。

人生も同じでどんなに大きな障害があっても最終的には幸せに向かって進んでいきます。ただ、この時に必要なことがあります。「我慢する力」です。

我慢するというのは、ありのままの自分を受け止めるということです。人間の心の中には誰しも「こうあらねばならない自分」という理想像があり、この理想が肥大化してしまいます。また心の中には良いところがたくさんありますが、ダメな部分もたくさんあります。理想の自分に苦しむ子どもたちは自分の良い部分を見出せずに自己否定をしてしまい苦しみに陥るのです。この時に、ありのままの現在の自分を認める強さを持つということが重要なのです。

子ども達がありのままの自分を受け止められるようにするには、私達大人に責任があります。人間というのは、自分が好きな人が周囲にいれば自然と明るくなります。つまり親が自分のことを理解してくれているという実感を子どもが持っていれば健全に成長していくのです。そのためには、子どものダメな部分ばかり指摘するのではなく、「ありのままでいいんだよ」というメッセージを送り続けてあげなければなりません。そして、親自身もありのままの自分を認める強さを持ってください。

ページの先頭へ

ページの先頭へ