テレしず ホーム > テレビ寺子屋 > イチロー選手から学んだこと

テレビ寺子屋毎週日曜日 午前6時30分~

トップへ戻る

公開録画会場 随時募集中!

全国の放送予定はこちら

  • お知らせ
  • 寺子屋の歩み
  • 次回の寺子屋
  • 講師紹介
  • 過去の放送
  • 会場募集
  • ご意見・ご感想

過去の放送

過去の放送

2009年10月17日放送 奥村幸治さん(第1657回)

会場
富士市立富士第二小学校
講師
NPO法人ベースボールスピリッツ理事長 奥村幸治

講師紹介

1994年、イチロー選手が210安打達成時に専属の打撃投手を務め、
"イチローの恋人"として知られる。
田中将大選手が所属していた「宝塚ボーイズ」監督。
世界少年野球大会で日本代表チームを率い、3年連続世界一に。


ポイント第1657回「イチロー選手から学んだこと」

イチロー選手は、なぜ大リーグでも
毎年活躍することができるのでしょうか。

私は、プロ野球オリックスで打撃投手を務め、イチロー選手と向き合いました。
年齢も近いからか、よく話しもしてくれました。

「心・技・体」という言葉がありますが、まさに、イチロー選手のためにある言葉だと思います。
まず「技」ですが、プロ野球選手達が、彼にはとても敵わない、真似ができないと言っています。
この技術の裏付けになっているのが、しっかりした「心」の持ち方です。

彼は、20歳の時に210本のヒットを打ち記録をつくりました。
この時の彼は、ものすごくプラス思考でした。
投手の調子が良さそうだ、打てなかったらどうしようかなんて、考えたことは1度もないそうです。
常に自信を持ってバッターボックスに入っていました。

皆さんは、イチローはもの凄く練習をしていると思っていませんか。
実は全く練習をしない時期があります。それは驚くことにシーズン中なのです。
そこに「体」の秘密があります。
無駄な練習は体を疲れさせるだけで、自分の技術が出せなくなると言います。
長いシーズンは、いかに体力を維持するかが重要なことだと言っていました。
そのかわり、自主トレ、キャンプの時の練習は誰も真似できないほどします。

なぜ、そんなに練習に打ち込むことができるのか、聞いたことがあります。
答えは「目標があるから」でした。
それも、最初から高い目標を掲げず、できることからひとつひとつ積み上げていくそうです。
高い目標を掲げ途中で挫折するより、手の届きそうな目標から始める事が大切だと話していました。

ページの先頭へ

ページの先頭へ