◆大八木淳史さん◆
>>大八木淳史さんについて
会場/静岡市立西奈中学校   
講師/元ラグビー日本代表・大八木淳史
第1212回「夢に向かって」

 僕は京都市嵯峨に生まれました。
決して裕福ではない家でした。
子どもの頃、ありとあらゆる病気を繰り返しました。

もうすぐ小学校にあがる、という時に最後の大病をしました

 いつも布団の中で母が内職をしている姿を見ながら寝ていました。
父は仕事が終わるといつも冷やし飴とかち割氷を買ってきてくれ、その氷を僕の頭にのせてくれました。幸い、病気もよくなり、現在に至っています。

  マラソンの高橋尚子選手に小出監督はいつも誉めていたそうですが、僕の恩師の山口良治先生もそうでした。
高校の時にラグビーに出会ったんですが、ラグビーについて知っていたのは15人くらいでやるスポーツだということぐらい。 ボールを前に投げていいのかどうかも知りませんでした。

 入学式の日、体育教官室で初めてラグビーボールを手渡されたとき、まだ先生に会って数時間しかたっていなかったのに「大八木なあ、お前は日本代表選手になれる。 きっとお前が日本代表になった頃は、強豪といい試合ができる日本代表にチームになるからラグビーをやれ」
と言われたんです。
それから会うたびに「お前は日本代表になれる、世界に勝てる」とずっとインプットされました。

  多分、小出監督も高橋選手に具体的な夢を言いつづけられたんでしょう。
大人になってくると「こんなことは不可能」とこちらの判断で言ってしまうんですが、子どもは憧れの選手に自分を置き換えて映像を描いていると思います。

夢は大きいほどいいと思います。
ときには自分のかなえられなかった夢を
子どもに語ってあげるというのもいいんじゃないでしょうか。

◆テレビ静岡1月20日放送◆