◆鈴木一光さん◆
>>鈴木一光さんについて
会場/相良町町民センター
講師/児童健全育成推進財団 常務理事 鈴木一光
第1234回「自然体験に学ぶ」

 なぜ最近「子どもに自然に触れさせよう」という動きが活発になっているのでしょうか?

一つには人間関係がとれない青少年が増えている、ということがあります。
二つ目に対人関係上の失礼が多くなった、家族が拡散して大人も子どもも住みにくい世の中になった、ということがあるでしょう。 それは野外の体験が少ないから、と言われています。

私はいくつかの学校で教えています。

ある学校に一流女子大学を卒業後、入りなおして今の学校に来ている28歳の女性がいます。
熱心な学生でいつも一番前に座っているのですが、私が教室に入ると「先生疲れてんじゃん」
と言うのです。

私がわざと「おまえの顔を見たら疲れがよけい出ちゃった」と言うと
「ひどーい!!」と言うのです。敬語の使い方を知らないのです。

あるとき私の知り合いの所でアルバイトをすることになりました。
1年後、その学生と会うと「先生、私もすてたもんじゃないわよ。大学を卒業したらうちにこないかって誘われてるの」と言うのです。

私が「へえ、見る人が見るとなあ」と感心して言ったら「でもさあ、私ってあそこが合わない人かもしれない」と言うのです。

「あそこ、チェーンスモーカーがいんのお。あたしってさあ、タバコだめな人じゃん、だからあそこには就職できないかもしんない」と言うのです。

  私は、自分の為に条件を整えてくれる会社はない、ということを話しました。自分がまわりにあわせるのだ、と。これは今の豊かさの弊害でしょうね。

◆テレビ静岡6月23日放送◆