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一つには人間関係がとれない青少年が増えている、ということがあります。
二つ目に対人関係上の失礼が多くなった、家族が拡散して大人も子どもも住みにくい世の中になった、ということがあるでしょう。 それは野外の体験が少ないから、と言われています。
私はいくつかの学校で教えています。
ある学校に一流女子大学を卒業後、入りなおして今の学校に来ている28歳の女性がいます。
熱心な学生でいつも一番前に座っているのですが、私が教室に入ると「先生疲れてんじゃん」
と言うのです。
私がわざと「おまえの顔を見たら疲れがよけい出ちゃった」と言うと
「ひどーい!!」と言うのです。敬語の使い方を知らないのです。
あるとき私の知り合いの所でアルバイトをすることになりました。
1年後、その学生と会うと「先生、私もすてたもんじゃないわよ。大学を卒業したらうちにこないかって誘われてるの」と言うのです。
私が「へえ、見る人が見るとなあ」と感心して言ったら「でもさあ、私ってあそこが合わない人かもしれない」と言うのです。
「あそこ、チェーンスモーカーがいんのお。あたしってさあ、タバコだめな人じゃん、だからあそこには就職できないかもしんない」と言うのです。
私は、自分の為に条件を整えてくれる会社はない、ということを話しました。自分がまわりにあわせるのだ、と。これは今の豊かさの弊害でしょうね。
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