◆伊藤幸弘さん◆
>>伊藤幸弘さんについて
会場/浜松市立芳川北小学校
講師/青少年育成コーディネーター  伊藤幸弘
第1235回「非行の芽」

 今の子どもたちは子どもの欲求で、というより親の都合で動かされている部分があるように思います。

  でも、その満たされなかった欲求、矛盾は思春期に必ず出てきます。

 「寂しがり」「優しい」子は要注意です。
今、突然奇想天外な行動に出る子が増えています。
私が相談を受けたある子は、夜中に軍手をはめて「今からバイクを盗みに行くから」とお母さんに宣言しました。
お母さんは当然止めますよね、するとその子は「じゃあオレの代わりに盗んでこい」と言うのです。「そんなバカな真似はできない」と言うとキレて壁をボコボコにしたりお母さんに暴力を振るうのです。

  外で先生や友だちに気を遣っている分、家で発散するわけです。
「オレは一日嫌な先公の話を聞いてイライラしているんだ。このイライラをなんとかしろ」と。
そして暴力がひどくなるのです。

母親が「どうしたらいいの?」と聞くと「それがわからないから聞いているんだ。先生にも当たれないからオマエに当たっているんだ」と。

   皆さんだったらどうしますか?

(講師紹介) 1952年神奈川県生まれ。
高校中退後、構成員1万5千人の暴走族「相州連合」の2代目総長となる。
その後更生し、現在は非行に走る少年少女とその親たちのカウンセリングを続けている。
◆テレビ静岡6月30日放送◆