◆松居 和さん◆
>>松居 和さんについて
会場/河津町保健福祉センター
講師/音楽プロデューサー 松居 和
第1239回「学校〜日米くらべてみると」

1984年、アメリカ政府は子どもの教育の問題を「国家の存続に関わる緊急かつ最重要問題」と定義しました。

この年はじめて子どもたちの平均的学力レベルが親たちのレベルを下回ったのです。

それまで莫大な労力と費用をかけて学校教育システムを充実させるようにがんばってきましたが、よりたくさんの子どもが高校を卒業するようになったら学力が下がってしまったのです。

さらに高等学校を卒業しても20%が社会に通用する読み書きができないこともわかりました。

その先に私は、親の子どもへの無関心さをみました。

学校教育システムが普及して50年すると社会は崩壊していくのではないでしょうか。
幼稚園、保育園、学校という教育システムは、親子を不自然に非常に長い間引き離すのです。  私は自分の子どもを6歳までアメリカで育てました。
英語を教えないように必死でした。

どうしてかわかります?

英語には敬語がないからです。
敬語がないと上下関係を無意識に把握する力がなくなってしまうからです。
ですからうちの子どもは幼稚園、保育園には行かせずに習い事を5つさせていました。
ピアノ、バレエ、タップダンス、器械体操、公文です。
公文に一緒に行ってみて驚きました。
「親が子どもにつきあって毎日プリントをやってください。一緒にやらなかったら成果は保証しません」というのです。

これはいいものだと思いました。
今の時代、親が子どもに何かを教える場がなくなっていますから。

(講師紹介)
1954年東京生まれ。慶應義塾大学に進学後、米国・カリフォルニア州立大学に編入、卒業。アメリカにて音楽プロデューサー・尺八奏者として活躍。「ウィロー」「太陽の帝国」「マスク・オブ・ゾロ」など多数の映画に参加。
現在主にプロデュースを手がけている妻・慶子さんはアメリカを中心に大人気のジャズピアニスト。

紹介したCD
「ディープブルー」松居慶子
「バンブー」松居 和 共に\2,625プラネットジョイレコード 。
紹介した本
「21世紀の子育て 〜日本の親たちへのメッセージ」 \1,714(税別)エイデル研究所

◆テレビ静岡7月28日放送◆