◆松居 和さん◆
>>松居 和さんについて
会場/河津町保健福祉センター
講師/音楽プロデューサー 松居 和
第1241回「子育ては祈り」

 子育てとは、0歳から5歳までの絶対的弱者に関わることによって親が人間らしく、やさしく、幸福のものさしを身につけていくことではないでしょうか。

あとは自分が正しいと思ったことを一生懸命やって祈ることです。この「祈る」ことは大切です。

祈ることで祈る側の精神的健康を保つわけですから。

今から7、8年ほど前、私の妻がミス・ユニバースの世界大会の審査員を頼まれました。

その審査では一人5分ずつ面接することになっていたのですが、妻が「どういう質問をしたらいい?」と聞くので私はちょっと考えて「お国の子守唄を歌ってもらってそのときの顔を見て決めたら?」とアドバイスしました。 
これをやってみると、先進諸国の代表は子守唄をほとんど知らないことがわかりました。

日本の代表は「ふるさと」を歌ったそうです。

これは子守唄ではありません。
他の国の代表も歌えていたとしても顔がひきつっていたそうです。

ところが、発展途上国の代表はほとんどが子守唄を知っていたそうです。

しかもニコニコととても表情豊かだったそうです。

「子守唄」ってなんでしょう?

子守唄は誰に向かって歌うのでしょう?

誰が聞いているんでしょう?

母親は赤ん坊に向かって歌いますよね、赤ん坊が聞いているような気がします。
でも、赤ん坊が眠っても歌いつづけたりしますよね、そのとき誰が聞いているんでしょう?
先進諸国の女性たちが子守唄をあまり知らないということ、発展途上国の女性たちがニコニコととてもいい表情で歌える、ということはいったい何を物語っていると思いますか? (

◆テレビ静岡8月11日放送◆