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祈ることで祈る側の精神的健康を保つわけですから。
今から7、8年ほど前、私の妻がミス・ユニバースの世界大会の審査員を頼まれました。
その審査では一人5分ずつ面接することになっていたのですが、妻が「どういう質問をしたらいい?」と聞くので私はちょっと考えて「お国の子守唄を歌ってもらってそのときの顔を見て決めたら?」とアドバイスしました。
これをやってみると、先進諸国の代表は子守唄をほとんど知らないことがわかりました。
日本の代表は「ふるさと」を歌ったそうです。
これは子守唄ではありません。
他の国の代表も歌えていたとしても顔がひきつっていたそうです。
ところが、発展途上国の代表はほとんどが子守唄を知っていたそうです。
しかもニコニコととても表情豊かだったそうです。
「子守唄」ってなんでしょう?
子守唄は誰に向かって歌うのでしょう?
誰が聞いているんでしょう?
母親は赤ん坊に向かって歌いますよね、赤ん坊が聞いているような気がします。
でも、赤ん坊が眠っても歌いつづけたりしますよね、そのとき誰が聞いているんでしょう?
先進諸国の女性たちが子守唄をあまり知らないということ、発展途上国の女性たちがニコニコととてもいい表情で歌える、ということはいったい何を物語っていると思いますか?
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