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「うちには女の子と男の子2人の子どもがいます。雨が降っていたある日、3人とも家の中にいたので言いました。
- 『こういう雨の日は山間の渓流の水が増えて魚たちは海に流されてしまう。でも魚は流されない努力をしている。やがて水が静かになったら泳ぎ出してその淵で暮らしているんだ。』と。
3人とも真剣に聞いて、上の女の子は『魚は草むらに入って草をくわえて必死に耐えているんだ』と言い、まん中の男の子は『大きな石の陰に隠れて耐えている』、小学生の一番下の男の子は『流れの弱いところに行って石を飲みこんでおもりにしている』と言いました。」
お父さんはこんな対話をしたのははじめてでした。
そこで3人をほめたのです。「3人ともいい考えだ。でも本当は魚は石を飲みこんでいるんだ」と。一番下の子は「うわーっ」とよろこびました。
「よむ、書く」ことも大切です。
中学一年生を担任していたとき、ほとんど口をきかない子どもがいました。
そこで、放課後遊びながら紙に「夕べ何を食べたの?」と書いて渡すと「カレーを食べたの」と。
3週間ほど筆談を繰り返しました。すると「別の話をしたい」と書いてきたので「何がしたい?」と書いたら「ハムスターを飼っているからその話」との返事。
半年すると少しずつ自分の好きなことを話せるようになってきました。手紙は相手のことを考えながら書きますよね。
家庭の中でもちょっとしたことをメモで伝えてみるなど、実践してみたらいかがでしょうか?
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