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4月の中旬、兵庫県で小学校6年生の男の子がお母さんを誤って包丁で刺し殺す、という事故がありました。
転校が嫌で自殺未遂を図った子どもを止めようとして起きたものです。
その子は明るく元気で、お友達もたくさんいる子だったといいます。
どうしてエネルギーを内にこめて攻撃的に出してしまったのでしょう?
なぜそこまで転校が嫌だったのでしょう?
これは大人の盲点です。
たとえば、お友だちが少ない子だったり、不登校の子だったらあまり心配はないでしょう。
お母さんたちも心配して配慮するでしょうし、学校の先生も前の学校の先生と連絡を取り合います。
でも、近所にたくさんの友だちがいて目をつむってでも町内を歩けるという生活をしていた子にとって、新しい所へ行くということはとても大きなことなのです。
作家の重松清さんも書いていますが、今までいろんなことを仕切っていた子にとって、下駄箱の場所がわからない、音楽室の行き方がわからない、ということは衝撃的なことなのです。
子どもが元気、というだけで安心するでしょう。
でも、環境が変わったときに前との落差が大きくなってまうのです。
心の隙間、裏側をみていくことがとても重要なのです。
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