◆名取弘文さん◆
>>名取弘文さんについて
会場/島田市立島田第五小学校
講師/藤沢市立鵠沼小学校教諭  名取弘文
第1250回「おとなの悩み」

今日は子どもについて大人がどんな悩みを抱えているのかお話してみたいと思います。

 「集中して勉強しない」 私は原稿を書くときには、まず机の上にある様々な書類を下に置きます。そうするとなくなったと思っていた書類が出てきて友達に電話します。
しばらくおしゃべりすると仕事をした気になって冷蔵庫から冷たい飲み物を取り出し、さあ仕事をしようと思うと机の上が汚い。
拭いたぞうきんを洗いに行くと洗濯物がたまっている、じゃあついでに洗ってしまおうと洗濯し、干す。
あまりいい天気なので布団を干そう…とやっていると一日があっという間に終わってしまいます。

ちっとも集中しないのです。

でも、ずっと他のことをやっていてもいいんです。
ほんのちょっと、1時間だったら15分だけ集中すればいいんです。
あとの45分は集中するために拡散しているのです。

集中が大事ならば、拡散も大事なのですから。 「子どもの反抗期」 高学年になってくると親の言うことに言い返してきますよね。

反抗期と思うと腹がたちますが、 でも考えてみて下さい。
もし子どもが大きくなってもずっと親の言うとおりだったら心配でしょ?

「反抗期」という言葉をかえて「成長期」と考えたらどうでしょう?

(講師紹介)1945年東京都生まれ。早稲田大学卒業。
現在藤沢市立鵠沼小学校6年生の担任。専門は家庭科。
「子どもの邪魔にならない軽い教師になること」を教育信条とし、自称「おもしろ学校・理事長」。公開授業では外部からのゲスト講師を積極的に招き、大人も子どもも世界・社会について考える場を作っている。
◆テレビ静岡10月13日放送◆