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その人を知らないから心をよせることができないのです。
逆に人間が恋しくなって市場や難民キャンプに向かいました。
そこで出会った一人の少女のことを写真を見せながらお話ししたいと思います。
出会ったのは彼女が3歳のときでした。名前はヘスース。笑顔がとても素敵な女の子です。
10歳の時にはやっと学校へ行けるようになった、と言っていました。
よかったなあと思っていたのですが、15歳のときにまた訪ねたら学校はやめた、と。
ヘスースのお父さんはヘスースが一歳のときに戦争で死にました。
お母さんは再婚してたくさんの子どもを産んだのでその子どもたちの面倒をみるために学校を続けられなくなってしまったのです。
「何がほしい?」と尋ねると「ノートと鉛筆がほしい」と言うのです。
一緒に買いに行きました。市場の安い店に行き、何度も何度も自分が気に入るものを長い時間かけて選ぶのです。
残ったフライドチキンも「おばあちゃんにあげたい」と大事そうに包んで帰るのです。
その2年後、彼女には大きな変化が待ちうけていました。
それは…
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