◆岡村精二さん◆
>>岡村精二さんについて
会場/菊川町文化会館アエル
講師/森と海の学校 理事長 岡村精二
第1255回「役割が立派さを育てる」

  私が夏休みと春休みに行っている「ジュニア洋上スクール」では小学校1年生から中学生が参加し、7泊8日で沖縄や中国に船で出かけています。

 7泊8日に小学一年生、どう思いますか?

今年の春は150人の参加者のうち、15人が一年生でした。
結団式は大変ですよ。一年生は緊張した面持ちでやってきます。
そこへ3年生が言うんです。「おれが面倒をみるからがんばれよ」って。
そうすると5,6年生は枕投げ一つやりません。

6年生ばかり150人も集まったら大変ですよ。
猿が150匹です。
でも一年生がいると平和です。
指導員は大学生、高校生です。昨年は18歳の大学生がトップを務めました。
その下に高校一年生、そして小学校6年生の班長が班員をまとめます。
下見には指導員が行きますが、すごいですよ。
トイレ休憩に行ったらバスからトイレまでどうやって誘導するか、トイレの忘れ物点検は誰が行くかなど、全て彼等が決めてきます。

昨年の主席指導員は結団式までに150人の子ども達の名前を全て覚えて来ました。

夜になるとスタッフ会議があります。遅い時には終わると10時近くなります。

毎日子ども達には日記を書かせるのですが、その会議のあと、20人もの日記を班長は見て返事を書きます。

終わると2時、3時です。一年生は夜中でもトイレで目覚めますからその面倒もみて、朝は5時半に起きます。

それを1週間続けるのです。

子ども達はすごく成長しますよ。

◆テレビ静岡11月17日放送◆