テレビ寺子屋
講師
◆長倉洋海さん◆
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会場/伊東市ひぐらし会館
講師/フォト・ジャーナリスト 長倉洋海
第1275回 「アフガニスタンの子どもたち」

  去年の11月にアフガニスタンに行ってきました。
初めて行ってから27年、ずっとアフガニスタンを撮り続けています。テロがあって以来、何かと報道されますが、一番気になるのは、アフガニスタンは荒涼としたところだというイメージです。

  でも、そこには人が生きていて、花も水も畑もあるわけです。

 私がよく行っているパンシールというカブールの少し北の町はタリバンと反タリバンが戦争をしていたところですから爆撃がよくありました。

10歳くらいの男の子に聞きました。

「怖くない?逃げようと思わないの?」と。

すると彼は「ここにいると木の実を採ったり川遊びをしたりできて楽しいよ。おじさんは自分の国好きじゃないの?」と言われてしまいました。

この子たちは自分の国が好きだからここにいるんだ、と頭を叩かれたような気がしました。

今回、タリバンが撤退した直後にカブールに入りました。子どもたちはすでにそれまで禁止されていたサッカー、凧あげをやっていました。よく日本の報道で、貧しいから戦争が起きた、テロも起きたと言われていますが、私はちょっと違うんじゃないかと思っています。
 写真をお見せしながら、私が出会った子どもたちのことをお話したいと思います。

(講師紹介) 1952年釧路生まれ。同志社大学法学部卒業。通信社カメラマンを経てフリーに。‘80年からアフリカ・中東・中南米・東南アジアなど世界の紛争地を訪れ、そこにいきる人々を見つめ続けている。‘83年「日本写真協会新人賞」「日本ジャーナリスト会議奨励賞」「第12回土門拳賞」など受賞。

(番組で紹介した本)
「子どもたちのアフガニスタン」  岩波書店  660円+税
「ワタネ・マン  〜わたしの国アフガニスタン」  偕成社  1800円+税

テレビ静岡4月13日放送◆