テレビ寺子屋
◆セルジオ越後さん◆
>>セルジオ越後さんについて
会場/浜松市立芳川北小学校
講師/サッカー解説者 セルジオ越後
 第1282回「心をむすぶスポーツ

私が子どもの頃は、木に登ったり、凧上げをしたり、大きな縄回しとか、みんなで、身体を使って遊んでいました。

今はずいぶん開発が進んで便利になりましたが、人と人が出会わなくてもすむようになってしまいましたね。

銀行ではキャッシュコーナー、駅では自動販売機で用は済んでしまいます。
便利になったことを否定するつもりはありません。
ただ、便利になって欠けてしまった部分はきちんと補わないといけないと思うのです。

回転寿司ではまわりは敵です。

だって、その「トロ」を早くとらなかったら、だれかがとってしまうでしょう?

普通の店だったらカウンターで握る人と会話ができます。 横に座っている人とも会話ができます。
カラオケでも同じですね。
ボックスに入ったら歌は歌えますし、仲間の絆は深まるかもしれませんが、新しいつきあいはできません。

携帯電話もそうです。

直に話せばいいのに、携帯電話を使うためにわざと離れたりしていませんか?
高校生が交差点で話しているのをみたことがあります。
メールを送って「届いた?」と電話してみたり。直接話せばいいのです。
便利さによって会う人、仲間が特定されて新しい関係を作れなくなっているのではないかと心配です。

なにかバランスが崩れているように思うのです。

今日は私の体験をお話しながらこのことをみなさんと考えてみたいと思います。

(講師紹介)
ブラジル生まれの日系ニ世。幼少期よりサッカーに親しみ、その才能を認められ名門チームで活躍。
その後来日し、卓越したプレーで日本でも有名に。
現在は辛口なサッカー解説者として知られ、また青少年のサッカー指導も積極的に行っている。

テレビ静岡6月1日放送