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頭からっぽ心なしになると、人間のいのちの部分が働くんですね。
いのちの部分って、頭で考えたり、心で判断したりしないで、受け容れるということだと思うんです。
後藤静香さんの詩をご紹介しましょう。
何の権威で 誰を責むるか
責むる言葉を 自己に当てはめよ
自分に許されたいことが あるならば
誰をも、心から 許すがよい
人のあやまちを思うとき
その一切がわたしにある
これがなかなか難しいんですが、あのおばあさんが金婚式を迎えられたのは、許すことと忘れることだと言った。
このへんに、人生の妙がある気がするんですよね。
自分の中で受け容れることができた時に、ちょっぴり人に寛大になれるんじゃないかなぁと思うんです。
2001年シドニーオリンピック柔道男子100キロ超級で銀メダルを取った篠原選手のことを覚えていますか?
決勝戦の審判のミスで惜しくも金メダルを逃してしまいました。
その時、インタビューで彼は一言だけ答えました。
「私が弱かったからです。」
その一言に込められた彼の想いをお話したいと思います。
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