| あるテレビ局の人が渋谷に若者のインタビューを撮りに行ったときの話を聞いた事があります。その時は、近頃の若者もよくしゃべってくれていいなと思ったそうなんです。ところがテレビ局に帰って編集しようと撮ってきたものを見てみたところ、使える部分がないということだったんです。要するに、若者たちの言っている事に意味がないんです。しゃべってる勢いはあって、感情的には何となく伝わるものがあるんだけれど、しゃべっている言葉を具体的に文字にしてみると文章になっていないということだったんです。
日本人の間だと「えー、じゃあまぁ、そういうことで、以上こんな感じで」と言っても大体通じるんです。でもこれを同時通訳の人が外国語に訳すと全く意味がないんですね。国際的には全く評価されなくなってしまう。
この事態をどうするかということで、日本語力を高める方法を話したいと思います。ほとんどの仕事は言語・日本語ができればできるものだと思います。日本語でちゃんと考える事ができないのに、他の言語の人と通じるということは難しいですね。その日本語力を高めるために一番本質的で有効なものがあります。
(テレビ静岡3月1日放送)
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