テレビ寺子屋

◆パンチ佐藤さん◆
>>パンチ佐藤さんについて

会場/本川根町民文化会館

講師/スポーツタレント パンチ佐藤

第1324回「元気をくれた母の愛」

僕には、中国人の妻との間に一人の娘がいます。

彼女を育てるのに僕は3倍のお金をかけて育てようと思っているんです。

水泳を習わせたり、空手をやらせたり、ブランドの服を着せたり、高級レストランで食事をさせたり。しかし、毎日そういうわけではありません。時には友達と居酒屋に行って、焼き鳥片手にビールを飲むことができるような、そんな両刀使いの女性になってほしいと思うんです。

 そんなことを言うと、「そんなの理想よ。芸能人はいいわね。」と思われるかもしれません。

でも、僕を見てください。僕は、芸能界の華やかさとは縁のない世界で育ってきました。

僕の両親が東北から東京に出てきて、いざ頑張るぞという時に父親の会社は倒産。
苦しいスタートで始まりました。父の新しい会社はすぐ見つからず、母親が内職やパートで僕を育ててくれました。今の僕があるのは母のおかげだと感謝しています。

 「佐藤っていつも同じ洋服着てる」とからかわれたり、学校では下を向いて授業を受けたりした毎日でした。ただ、スポーツをやっている時というのはお金持ちも貧乏も、頭いいも悪いも関係ない。スポーツをやっている時っていうのは、誰よりも大きい声でプレイをする、うまいやつがヒーローなんです。これが僕と野球との出会いでした。

野球をやっている時は、僕はヒーローになれましたね。誰も僕の投げる球を打てないんだから。
どんなピッチャーからでも僕は打っちゃうんだから。

ところが、試合が終わってお弁当の時間になると、僕はヒーローから一転して小さくなってしまうんです。

★講師紹介
1964年神奈川県生まれ。1987年亜細亜大学卒業後、社会人野球熊谷組入社。1990年ドラフト1位でオリックスブルーウェーブ入団。1994年に退団後芸能界で第2の人生をスタート。現在、テレビ出演や執筆活動など様々な分野で活躍している。

◆テレビ静岡3月29日放送