テレビ寺子屋

尾木直樹さん◆
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会場/大須賀町中央公民館

講師/教育評論家 尾木直樹

第1328回 「ポストバブル期の親子関係」

親と子どもの関係が、戦後初めてと言っていいくらい、まったく変わってしまいました。

この事実を分かっていないと、我が子のことが理解できなくなってしまいます。

きょうは、バブルの後で大きく変わってしまった親子関係についてお話したいと思います。

みなさんは、今の子どもたちが親を尊敬していると思いますか?
この問いに関しては、5、6割の親が「尊敬している」と答えています。
一方、子どもたちの8割以上は親を尊敬していると答えています。

親と子どもの間にこれだけのギャップがあるんです。

私たち親世代が必要以上に自信をなくしてしまっています。

子どもに支持されていないという思いが強くなってしまっているんですね。

1991年にバブルが崩壊してから非常に厳しい時代が続いています。
しかし、そんな時代の中でもたくましく生きている親のことを子どもたちは認めているんですね。
私たちの世代は、いい時代のことも体に染み込んでいますから、そのうちこの暗いトンネルを抜ければこの先には何かあるかも知れないとか、今を我慢することも未来に希望をつなぐこともできるんです。

でも、子どもたちは生まれてこのかた光のあった時代を知りません。

私たちが生きてきた時代とだいぶ違うんです。
子どもと言うのは「未来に生きる」という本性を持っています。
その未来が暗いとなると、子どもたちはとてもつらい状況の中で生きていかなくてはなりません。

そのような子どもたちを理解して、よりよい親子関係を築くためにはどうしたらいいのでしょうか。

テレビ静岡4月26日放送