テレビ寺子屋

アグネス・チャンさん◆
>>アグネス・チャンさんについて

会場/浜松市立新津小学校

講師/歌手・教育学博士 アグネス・チャン

第1338回「私とボランティア」

日本ユニセフ協会大使に就任して今年で5周年になります。
それを記念して4月に6日間にわたる連続ティーチ・インを行いました。話す人と聞く人がやり取りをしながら学んでいこうというものなんですが、毎回違うゲストと世界の子どもたちにまつわる話をしました。きょうは、そのティーチ・インの時にお話したことを皆さんにも聞いていただきたいと思います。

私は、よく「なぜボランティアをしているんですか」と聞かれます。
ボランティア活動は、自分の人生の中の一本の大きな柱なのかなと思いました。

私のボランティア活動のルーツは中学生のときだったと思います。
中学生の頃、私は目立たない子でした。
家族の中でも6人兄弟の4番目で真ん中の子なので存在が薄かったです。
学校でも極端な照れ屋で、友達も積極的に作らないような子どもでした。
その私がボランティア活動によって変わったんです。
体の不自由な子、親のいない子、犯罪を犯して少女院に入れられている少女、難民の子どもたち…たくさんの子どもたちに出会ってきました。子どもたちは、私にいろんなことを教えてくれました。

この世の中には、本当にたくさんのいろんな人たちが一生懸命生きているんだと気づきました。
自分のことばかり考えていると、苦しくなってしまいます。
余裕がないときほど、周りのこと、ほかの人のことを考えてみると出口が見つかる気がするんです。

☆ 講師紹介
香港生まれ。
17歳で日本の芸能界にデビュー後、上智大学国際学部、カナダ・トロント大学(社会児童心理学)
米国スタンフォード大学を卒業、教育博士号を取得。
夢見る子供基金理事、地球こどもクラブ理事、日本ユニセフ協会大使などをつとめる。三男の母。

テレビ静岡7月5日放送