しかし、「温泉はみんなで入れば怖くない」そんな会を作ってみようと
「1.2の3で温泉に入る会」を発足させました。
同じ思いで悩んでいる人が、われもわれもとこの会に入ってくれたんです。
あっという間に半年の間に百人になりました。
会員が四百人を突破して、そして「病気がくれた贈り物」という
ガン体験者の手記をまとめた本を出しました。
病気になって得した事というのは通常考えられませんよね。
私自身も乳ガンという病気をする前に、病気をして何か得をするということは
思ってもみませんでした。それどころか随分長い間悩んでいました。
乳ガンという病気は、女性にとって一番大切な乳房を失うわけです。
病が奪ったものというならわかります。
しかし、その病がくれるものが果たしてあるのだろうか。そう考えていました。
体験記の中に、
「悲しみと苦しみと痛みばかりで、いいことはひとつもなくて…何も病気からもらっていません」
と語っている人もいました。
私もある時期はそう感じていました。
けれど、過ぎ去ってみて、会を作って多くの方の考え方を聞くことで、少しは成長したかなと
思うことがありました。
病気がくれた贈り物。
今日は、私がもらった贈り物を皆さんにお教えしたいと思います。
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