私が最近感じていること、それはお年寄りの虐待についてです。
私たちが考えている以上にお年寄りへの虐待がたくさんあります。
私は以前、離婚の問題について取り組んでいました。
その時男女間暴力の問題に直面し、暴力に悩む女性を救えるよう、
いわゆるDV防止法の成立のために活動をしてきました。
その後、子どもに対しての暴力を取り締まる、いわゆる児童虐待防止法もできました。
私は、これで弱いものが守られる環境ができてきたとばかり思っていました。
しかし、そうではなかったのです。
守られるべきお年寄りが大勢いるのだと知りました。
お年寄りの虐待は家庭の中で起こっている問題です。
家庭の中の問題はなかなかわかりません。わかりにくく、そして調べるのも難しい。
だから、今日まで表沙汰にならず、老人虐待禁止法が必要だということにも気づきませんでした。
これが実は非常に重大な問題なのだとわかったきっかけは、介護保険制度です。
在宅介護の支援センターなどがたくさんできて、ヘルパーさんが派遣されるようになりました。
よその家にいってお年寄りを介護するようになった、つまり、家庭の中に公の介護の手が伸びました。かわいそうなお年寄りの現状が少しずつわかってきました。
今はまだ、お年寄りの虐待を禁止する法律はありません。
でも私たちにできることはあります。まずはお年寄りの虐待に気づくことが大切です。
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