| 博士論文というと、堅い気がしますが、この本は、東京大学の卒業生とスタンフォード大学の卒業生の男女がどのように社会に出ているかを研究したものでとても面白いんです。
例えば、一流大学を出た男女にどのような収入の差があるのかとか、育児はどうしているのかとか、男女の差、そして日米の差について書いています。
近年、男女の差はなくなってきていると言われてはいますが、正直言ってなくなっていません。
1980年代初め、アグネス論争が起きました。
私は、子どもを妊娠して産休をとっていました。
子どもが生まれると早く復帰して来いと言われましたが、私は、自分で子どもを育てたかったのでもう少し待って欲しいと言ったのですが、どうしても戻ってきて欲しいと言われました。
それで、「子どもを連れって行ってもいいですか?」と聞くと「猫でもなんでも連れて来い」と
言ってくれたので、私は、子どもを連れて出勤したんです。
それが「アグネス論争」というものにまで発展し、アメリカのタイム誌にも取り上げられました。
国会の参考人としても呼ばれましたが、
私自身「アグネス論争」と言うものがどういうものなのかいまいちよく分かりませんでした。
そんな時、タイム誌の記事がスタンフォード大学院の教授の目に留まったんです。
これが私がスタンフォードに行くきっかけとなったのですが・・・。
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