| 門のところに立って「おはよう、おはよう」って亡くなるギリギリまで生徒に声をかけていました。
そんな先生が、私に言いました。
「僕は遅刻してきた子どもを注意できないんですよ。遅刻してとぼとぼ来る生徒さんを見ると、一人で通学路を歩いている時に心細かったんじゃないかな?みんなにジロジロ見られているみたいで引き返したくなったんじゃないかな?そう思って『よく来たね、よくがんばって来たね。』って頭をなでてあげたくなるんです。これは甘やかしなんですかね。」
出前ライブなどで全国を回っていると、いろんな子どものことが耳に入ってきます。
お母さんが朝ご飯を作ってくれない。夜遊びしてお母さんが帰ってこない。
起こしてくれる人がいない。そうやって遅刻してくる子どもも決して少なくないんです。
私が出会った小さな男の子は、お父さんがアルコール中毒でいつも殴られて育ちました。
とても良い子なんですけど、そういう風に育てられたから、友達に自分の気持ちが伝わらない時つい手が出ちゃうんです。そんな時校長先生は「グーをパーにしよう。パーにするとお友達を慰められるよ。困ってるお友達の背中をさすってあげられるよ。」って教えてくれました。
私は先生からいっぱい言葉をいただきました。
いっぱい先生の思いをいただきました。
どうして先生がそんなにそんなにがんばれたのか少しお話させていただきます。
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