| しかしただ少子高齢化社会を嘆くのではなく、子どもが少ないからこそできることをしようと私たちは活動を始めました。少子化によって余ってしまった学校の教室や施設を有効利用することもそのひとつです。
学校とは子どもの学びの場、それはつまり大人の学び、社会教育や生涯学習に転用できる施設の宝庫ともいえるます。大人が学校に集まり子どもたちと触れ合うことで、たくさんの大人が少ない子どもを見守る安全な地域社会になってゆくでしょう。
あるとき子供たちに聞きました。
「授業や地域の行事でお年寄りと触れ合うことが多いけれど、君達どう思う?」
すると子供たちは異口同音に言いました。
「楽しい」
さらに具体的聞くと
『おじいちゃん、おばあちゃんは怒らない。話を最後まで聞いてくれる。せかさない。』
の3つが子どもたちの理由でした。これは、忙しく働くお父さん・お母さんの反対ですよね。
そこで私は気がつきました。子どもの体内に流れる時間のぺースは、お年よりのペースと互いに響きあうんだと。ならば両方の世代が楽しめるようにその準備をするのが私達大人の役目なんじゃないでしょうか。
大人は子どもを「地域の宝」だと、そして子どもたちはお年寄りを「大切な仲間」だと思えるような、そんな地域づくりができるのです。
|