テレビ寺子屋

坂本 光男さん
>>坂本 光男について

会場/浜松市立上島小学校

講師/教育評論家 坂本 光男

第1426回「子どもの希望を育てよう」

勉強しなさいという親。
競争社会に埋もれる子ども。
小学生も中学生も過大なプレッシャーの中で成長していくこの時代。自分や周りを傷つけたり、心や体が壊れてしまったりする子どもが増えています。
このような子どもに対して具体的に何が必要なのでしょうか。


まず一つ目は子どもの成長に対して周りの大人が感動を持つことです。
「大きくなったね。来年ももっと大きくなろう。」と、成長したことへの感動を子どもに伝えてあげることが大切です。大人が工夫して、大きく成長した子どもにその伸びを実感できるようなことをしてあげましょう。そうすれば次もがんばろうと思いますよね。
そして誕生日には「あなたを産んでよかった。育ててよかったわ。誕生日おめでとう。」と、感動的に語ってあげましょう。

次に、長所を伝えてあげること。
子どもには必ず良いところがあります。ただ本人が気付いていないだけなのです。
こんなに素晴らしいところがあるんだと、愛を込めて教えてあげましょう。
さらに、努力を評価してあげることも大切です。
努力してもなかなか結果が出ないことってありますよね。そうすると子どもは諦めてしまいがちです。でも、努力の値打ちは必ずあります。ゴールはビリでも君の努力は素晴らしかったと褒めてあげるのです。

今の世の中、なかなか希望が見え難いのが現状です。
しかし、子どもたちには未来があります。
「今日も楽しく、明日も楽しく」子どもが過ごす手助けを、私たち大人がするのです。
将来に対して夢と意欲が持てるよう、子どもの希望を育てましょう。

☆講師紹介
昭和4年埼玉県生まれ。埼玉師範学校、中央大学法学部卒。小学校、中学校、高校、大学での豊富な教員経験をもつ。映画「走れリュウ」の原作者。全国生活指導研究協議会会員、日本生活指導研究所所員、日本生活指導学会会員。

★番組の中で紹介した本★
 「長編アニメーション映画 マヤの一生」(パンフレット) 原作:椋 鳩十 埼玉映画文化協会

◆テレビ静岡3月26日放送◆