しかし、カウンセリングなどで子どもの話を聞いていると、しつけやわがままだけが問題ではないことがわかります。問題の根本は子どもの自己評価の極端な低さです。自己評価とはつまり自信のこと。子どもたちは自信が持てなくて困っています。この自信とは、いわゆる勉強やスポーツができるできないといった部類のものではありません。『自分が生きている』ということに対する自信です。
「自分のことを大好きって言われるとすごく嬉しい。そういう風に言われると、自分も生きてて良いんだと思えるから。」
私にこう語った子どもがいました。裏を返せば、自分みたいな人間が生きてて良いのかどうか常に不安を感じ、心配しながら生きているということなんですね。自分の生きる意味や居場所を感じられず、自信を持って生きられない。そんな子どもたちの心の成長過程には、何か問題があったり不足していたりしたのでしょう。
今日は子どもの心がどのようにして成長してゆくのか、そしてその成長段階で親としてどのように接してあげれば良いのかをお話しましょう。
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