テレビ寺子屋

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明橋 大二さん
>>明橋大二さんについて

会場/浜北市立赤佐小学校

講師/医師・スクールカウンセラー 明橋 大二

第1429回「この子はこの子でいい、私は私でいい」

自己評価が低く、自分が生きていることに自信が持てない今の子どもに対して、「何を考えているのかわからない、どう付き合っていいのかわからない」大人たちはそう言います。例え親子であっても、うまくコミュニケーションをとれないという悩みがあるようです。

甘えること、そして反抗すること。
子どもというのは安心と自由を求め、この2つの間を行ったり来たりして成長します。
この成長の過程で大人に必要なのは、甘えと反抗の間で起こる子どもの心の揺れに付き合ってあげることなんです。

「子どもの後をついて行く姿勢」といえばわかりやすいでしょう。
まず子どもを前に立たせて歩かせる。そしてその子の後を大人がついて行くのです。
子どもが右と言えば「わかったよ」と言って右に行く。
ここで大切なのは、支持・命令・提案・干渉などで無理矢理子どもを動かそうとしないこと。
子どもが先頭で行き先を決め、その子のペースで歩かせてあげましょう。
大人は同じ速さで子どもの少し後。先回りして無理にひっぱったり、背中を押したりはしないように。

でも、それは突き放すということではありません。
後をついてゆくということは別の言い方をすれば見放さない、見守るということなんです。
だから本当に危ない方向に進もうとしたときに、きちんと止めてあげなければなりません。
自分の子どもだからこそ尊重し、認めて理解することが重要です。
大人の都合で変わるのではなく、いつでも子どもを受け止めてあげる心を持ちましょう。

☆講師紹介
昭和34年大阪府生まれ。精神科医。
京都大学医学部卒業後、国立京都病院内科、名古屋大学医学部付属病院精神科を経て
真生会富山病院心療内科部長となる。
医師業のかたわら、小学校におけるスクールカウンセラーや児童虐待の対応相談などにも参加。

◆テレビ静岡4月16日放送◆