ある時、彼は膠原病になってしまいます。
かつては治らない病気で、多くの人が命を落とした難病です。
著名なジャーナリストであった彼には、世界を代表する医学者達が相談役になりました。
しかし、彼は、一切のお薬を拒否するんです。
そして何をしたかというと、“笑う”という事にこだわりました。
病室には面白い友達だけ呼んで、真面目でお小言ばかりをいうような友達は病室に入れませんでした。冗談やユーモアの上手な友達ばかりを呼んで毎日ゲラゲラ笑って、面白い映画を見て、面白い小説を読んで…。
すると見る見るうちに良くなっていくんですね。
歩けなかったのが歩けるようになって、血液のデータも不思議なほど改善されました。
彼の膠原病は完治してしまうんです。
あるラジオ番組でこの彼の話をした後、カズンズの娘という人から電話をもらいました。
「私の父の話をしてくれた。嬉しかった。」と。
しかし、電話の先で話しているのは、どう聞いても日本人なんです。
その女性に会いました。良く話を聞いてみると被爆者だったんです。
|