しかし、いざソウルで大会に出てみると、3回戦敗退。
優勝候補が負けるとまずスポーツ紙にボロボロに書かれるんです。
誰も集まって来ないし、マスコミのインタビューはもってのほか。
出発前とは打って変わった対応に僕は人間不信になってしまいました。
誰とも会いたくないと部屋に引きこもってしまったのです。
しかし、やることもなくて、ふとテレビをつけると、私の負けた試合が映っていました。
「嫌なところでテレビをつけたなぁ」と思いながらも自分の戦いぶりを見ていました。
私が負けた後、私を映していたテレビカメラが観客席を映し始めました。
その中に私の父親と母親の姿が映ったんです。
その両親の姿を見たときに、ものすごくショックを受けました。私の目に映ったのは…。
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