よく姉と比べられて、「なぜ頭が良くないんだ?なぜ顔が良くないんだ?」と先生たちに言われました。私は、自分が嫌いでした。
でも6年生の時、担任の先生が私の写真を見て、「あなたかわいいのね」と言ってくれたんです。何気ない一言でしたが、私には天使の声に聞こえました。この先生は、私と姉を比べないんだ、私を認めてくれるんだと、とても嬉しかったのを覚えています。
ある日、私は家に帰りたくありませんでした。町でふらふらしていると、帰りのバス代を落としてしまったんです。お金もないし、公衆電話もありません。歩いて帰れば2時間はかかります。辺りは暗くなり始め、誰もいません。すると、残業を終えた先生が学校から出てきました。普通の先生なら顔を見るなり「こんな遅くまで何をしてるんだ!早く帰れ!」と言うものです。でも私の先生は、違いました。その一言に私は泣き出してしまったのです。
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