わたしも、ポプコンで優勝することを目標に歌っていました。
そして私たちの歌はトントン拍子に予選を通過し、つま恋の本選会へと勝ち上がっていったのです。私がボーカルを務めた歌が優秀曲として選ばれ、私は世界歌謡祭に日本代表として参加することができました。あまりに早い事の運びに、私は人生なんてチョロイもんだと思いました。
「これで私も明日のスターだ!」と甘く考えていると、なんと予選で落ちてしまいました。
挫折から抜け出すために、私たちが考えたのは結婚でした。
結婚してタッグを組んでもう一度挑戦しようと思いました。考え方がまだまだ子どもでした。
でも24、5歳の若い頃は何か夢がないと前へ進めなかったんです。
ある時、シャンソニエ「銀巴里」のオーディションを受けました。
シャンソンの殿堂と言われる老舗です。
自分のオリジナル曲でオーディションを受けるなど前代未聞でした。
でも、私は自分の歌いたいものだけを歌うことにこだわっていました。
きょうは、私の歩んできたヘコタレナイ人生の話を聞いてください。 |