被害者の女の子のお父様が新聞記者だったために事件の当日に記者会見があったんです。
その記者会見でお父様がものすごく冷静で気丈でいらして、その分、私たちは、彼にどれだけの苦しみ、哀しみ、憤り、怒りがあるのだろうと思いました。
そんなとき、こういう哀しみとは一体どんなものなのだろう。
こんな事件が起きてしまう日本って一体どうなってしまったんだろう。
そして音楽でやれる事はなんだろうと考えざるを得なくなったのです。
そして生まれたのが「わたしは青空」という曲です。
“わたしは青空になっていつでもあなたのそばにいるから、そんなに悲しまないで”という歌なのですが、裏を返せば、ある日突然あっち側の世界に行かなければならなくなった故人の“想い”というものがあるということに思いが馳せられて、この曲は私にとって特別な歌になりました。 |