テレビ寺子屋

西舘好子
西舘好子について

会場/浜松市立舞阪小学校

講師/日本子守唄協会代表  西舘好子

第1486回「子守唄は旅をする」

子守唄を紐解いていくと、女性の歴史が分かると思います。
子守唄というのは、お母さんが働きながら唄って作ってきた唄なんですよね。

子育てをしていると、そのあまりの大変さに「私の青春を返して!」などと思う時があります。
確かに子育てって大変です。でも、その大変なことをやり遂げてきたからこそ、「お母さん、ありがとう」というせりふが返ってくると、本当に幸せなんです。
でも、それ以上に、後から考えると、その大変な時期が一番キラキラしているんですよ。
いくらダイエットしようが、きれいにお化粧しようが、何をするよりも子どもとつながっているときというのは、「なんて私ってきれいだっただろう」と思うような時間だと思います。

ジョン・レノンは、「子育てほどクリエイティブな仕事はない」と言ったそうです。
自分の創造力の向上や、自分を楽しくすることや、自分と子どもの関係をとてもいい関係にするために子守唄を素材にして欲しいと思います。子守唄というのは、誰が唄えとか、誰が唄ってはいけないということはありませんが、お母さんが率先して歌わなければ子どもの心に通じないんです。

☆講師紹介
1940年東京生まれ。
1982年から劇団「こまつ座」を主宰。
数多くの芝居をプロデュースし、受賞歴も多数。
☆子守唄歌唱
ギタリスト 原荘介
☆番組で紹介した子守唄
「縁故節」
「兵隊さんの唄」
「島原の子守唄」
「竹田の子守唄」

◆テレビ静岡5月27日放送◆