保健室にどんなイメージをお持ちでしょうか?
私にとって保健室は、ケガをしてしまった時に、ちょっと手当てをしてもらったり、頭が痛いときに少し横になったりする場所でした。でも、時代は変わって、保健室はただからだの痛みを手当てする場所だけではなくなってきているんです。
ふと保健室に顔を出すお子さんがいらっしゃいます。
特にケガもなく、頭が痛いわけではありません。養護教諭の先生が「どうしたの?」と声をかけると、「だっこして…」と。「なんだかわかんないけど、だっこしてほしい」というので、先生はその小学生をしばらく抱っこするんだそうです。このような話は、全国各地で極々当たり前のようにある話です。
初めての給食の日、担任の先生に連れられて新入生のひとりが、保健室にやってきました。
「何にも食べないの。調子が悪いのかもしれないから、熱、測ってくれる?」そう言って、担任の先生は教室へ帰っていきました。すると、聞こえてきたのは、彼女のおなかが鳴る音。「おなか、すいてるの?」という保健室の先生の言葉に、初めて声が返ってきました。「うん」。
「食べられない物、ある?どれなら食べられる?」先生の問いに、彼女は「こういうの、たべたこと、ないの。」
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