ですから、20%くらいしか伝わらないという意識を持った方が正しいと思います。これをそのままにしておくと、パーセンテージがだんだん下がってきますから、21%、22%と高くしていくことが大事です。また、家族の間でも、ふとしたしぐさや言葉で相手の心に傷をつけてしまいますと、残念ながらその傷は一生治りません。ですから、家族への言葉は大切にして下さい。
言葉には温度があります。例えば、コップに入った水と同じです。冷やしておけば喉に心地良い水も、沸騰させて相手にかければ火傷します。また凍らせてつららのようにすれば凶器にもなります。同じように言葉は凶器になることもあるんです。言葉もすばらしい温度で相手に渡してください。
私たちは親から命を授かり、一生懸命勉強してセンスを磨いて、洋服を選んだり化粧をしたりしていますが、これはその人の人格の半分です。残りの半分が、その人の使う言葉です。姿形は変えることができませんが、言葉は変えることができるんです。それは、言葉は心が出すからです。
私たちが家庭でできること、それは優しさを持つことです。全ての物に心を込めて生きること、これが大事なのではないでしょうか。つくづく「サザエさん」のような一家がいつまでも元気でいて欲しいと思います。風通しのいい昔ながらの家庭生活を大事にしませんか。
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