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実は、男女が平等であるかどうかについて私はあまり考えたことがありませんでした。というのも私が生まれ育った香港は1997年までイギリスの植民地でしたので、早くから男女平等というのが一般的に教えられてきました。さらに、経済成長の時には男女問わず働く場所があったのです。
しかし、そんな私も、子どもを生んだとき壁にぶつかりました。その頃はバラエティ番組の全盛期で、私も忙しく働いていたのですが、出産のために休みをしばらく取ったのです。するとプロデューサーから早く復帰するように言われたので、子どもを連れて仕事にいったのです。それが「アグネス論争」のきっかけでした。その時言われたのが、母親になりたいなら仕事を控えるかやめたほうがいい。もし仕事をしたいのならもっと遅くに子どもを生むべきだということでした。両方欲しがるのは欲張りなんだそうです。私はとても混乱して、母に相談すると「子育てはどちらでもできるのに、子どもが生まれたからと言って男性は仕事をやめないで、女性ばかりがやめるのはおかしい。頑張れ。」と言ってくれました。
男女の平等とか、子育てについては一般の人たちの意識が変わらないと難しいことだと思います。日本の女性は強くないわけではないのです。むしろ非常に我慢強いです。家の中で辛い辛いと言いながらじっと耐えています。男性も同じで、毎日毎日文句も言わずに働いているひとがたくさんいます。そろそろ家事をやりたいと言う男性が出てきても、外で働きたいと言う女性が出てきてもいいと思います。そのためには自己評価を低くして、自分にブレーキをかけないでいろんなことにチャレンジして欲しいと思います。そうすれば、男性も楽しくなるし、子どもも元気に育つと思います。
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