でも、社会に出てみると、マナー違反がトラブルの原因になることが非常に多いとわかったのです。悪気はなくても相手に失礼な態度をとってしまい機嫌を損ねることがありますよね。結局、マナー違反によって自分の価値を下げてしまうことが、作法の勉強をしてみてわかりました。
そして、もうひとつわかったことは、作法というと堅苦しいイメージがありましたが、人生を幸せに生きる秘訣だと思ってやれば、決して難しくないということです。人間は人と人の関わりの中で生きているので、人付き合いが上手か下手かで幸不幸が決まると言っても過言ではありません。人は相手の態度を敏感に感じ取っていろいろな感情を生みます。丁寧な態度であればいい人だと感じるし、乱暴な態度ならイヤな人と思うでしょう。
マナーには2つの意味があります。一つ目は相手が敏感に感じ取る「あなたの態度」。そして二つ目はお箸の持ち方や食事のマナーのように昔からある「決まりごと」です。そして、私がまずみなさんに考えてもらいたいのは前者の「あなたの態度」です。自分らしく相手を思いやった表現ができることが大切なのです。それには「表情」「言葉」「しぐさ」の三つがポイントになります。これから教えることをマスターすれば皆さんはより魅力的になるでしょう。
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