| ソウル五輪で負けて日本に帰ってきた後、あるテレビ番組で、応援に来ていた両親が観客の人たちに一生懸命謝っている姿を見ました。そのときに、両親に2度とこんな思いをさせてはいけない、そして必ず金メダルをとると心に決め、4年後のバルセロナを目指しました。つらいこともありましたが、この決心のおかげで前向きに頑張れました。人生において誰でも目標があります。それを達成するためには、強い決心が必要です。
柔道を通じて人との出会いや努力の大切さ、喜びや悲しみといった様々なことを学びました。それを後輩や子どもたちに伝えたいと思い、引退後、柔道場を作りました。ここでは、当たり前のことを当たり前のようにできる子に育って欲しいと「塾五訓」を掲げています。「はいと言う素直な心」「ありがとうございますと言う感謝の心」「私がしますという奉仕の心」「すみませんと言う反省の心」「おかげさまと言う謙虚な心」の5つです。そして、できるだけ言葉や行動にできる人間に育って欲しいと思います。
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