こんにちは。事業部員Nです。
先月お知らせした『三沢厚彦 ANIMALS in HAMAMATSU』(浜松市美術館)、11月3日に来場者1万人を達成しました。
1万人目の来場者となったのは、菊川市の福田克典さん一家4人。「まさか1万人目になるとは」と少しびっくりした様子の福田さん一家には、美術館から三沢さんのカレンダーと図録などが贈られました。お子さんが動物好きという福田さんは「ANIMALSは子どもが見ても愛着あるキャラクター。子どもたちには美術館にも興味を持って欲しいです」と仰っていました。
当日の浜松市美術館は朝から大勢の家族連れがいらっしゃり、子どもたちの笑顔が溢れていました。
さて、今日は私なりに見つけたANIMALSの楽しみ方を紹介します。
その1「隠れANIMALを探せ」
展示室の片隅を撮ったこの写真、天井近くに何か写っているのが分かりますか?
コウモリです。気をつけないと見落としてしまいそうな所からもANIMALSがこちらを見ています。天井・壁・廊下など、どこに何が隠れているか探してみてください。
その2「作品の息吹を感じよう」
たとえば写真手前のイヌ、近くに寄ると…
鑿(のみ)の彫り痕がはっきり分かります。顔はもちろん、耳の中までしっかりと。荒々しくもあり繊細でもある三沢さんの仕事の痕。作家の情熱が動物たちに息吹をもたらしているようです。
美術館に隣接する浜松城公園の木々の葉も色づき始めました。晩秋の散策を楽しみながら、美術館に寄り道してみませんか。
『三沢厚彦 ANIMALS in HAMAMATSU』は浜松市美術館で12月1日(日)まで開催中です。
http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/artmuse/