こんにちは。スタッフMizuhoです。
『ターナーからモネへ』
静岡美術館で開幕いたしました!
(クロード・モネ ≪パラッツォ・ダリオ≫ 1908年)
開幕初日には、セレモニーを行いました。
イギリスのウェールズ国立美術館から
館長さんと学芸員の方々も来日されました!
館長さんが美術館の生い立ちなどを
詳しく説明してくださったので、
絵画を見るのが一層楽しみになりました!
セレモニーのMCは、室伏アナが務めました。
この日は、予想を大幅に上回る
大勢の方がご来場してくださいました!
開場まちの行列もできるほどでした!
こちらは内覧会の様子です。
それぞれの絵の前に立ち止まって
じっくりとご覧になっている方が多かったです。
ジャン=フランソワ・ミレー《突風》1871-73年
アルフレッド・シスレー《モレ=シュル=ロワン(フォセ通り)》1892年
今回の展覧会では、
約70点のイギリス・フランスの画家の絵が
展示されていますが、
私が特に惹かれたのは下記の3作品です!
ジェームズ・ティソ《別離》1872年
今回、ティソの絵が見れるということで
と~っても楽しみにしていました!
フランス人のティソは、
イギリスの上流社会や社交界の日常を
たくさん描いていたのですが、
特に、その中に描かれている
当時流行のドレスやファッション、
世界が素敵で華やかで!
父親が衣服商だったそうで、
もともとファッションにふれていたから
流行ファッションのある日常を描いていたのかも...。
それと、イギリスと言えば紅茶!
ティソの絵にはよくティーセットが登場していますが
同じものが多く、実はそれは
本人の持っているものだったそうです!
自分の持っているものを
この華やかな絵の世界に取り入れて、
しかもそれがずっと残っているなんて
素敵ですよね~★
クロード・モネ ≪サン・ジョルジョ・マッジョーレ、黄昏≫ 1908年
続いてはこちらの絵。
今回のポスター等にも使われています。
こちらの絵を実際に見てみると、
色使いと発色がきれいで、感動しました。
ポスターと本物はやはり全然違うというか...。
水色と紫がとても綺麗でした。
インスタ映え...ではないですが(笑)、
ヴェネツィアのラグーンと夕日の重なりを
立体的に組み合わせ、きれいな色で表現されていて、
実物はすごいです。
そしてもう一つは、画像はないのですが、
(ジャン=ルイ=エルネスト・メッソニエ
≪お人好しといかさま師≫1861年)という絵です。
タイトル通りの人物が描かれているのですが、
それぞれの表情が豊かで、生き生きとしていて、
まるで写真のようでした!
キャンバスサイズが小さくて、
よくこんなにたくさんの情報を描いてるなぁ...と思いました。
1月28日まで開催されていますが、
1月は込み合うことが予想されますので、
12月がおすすめです★
ぜひ、美術館でご覧いただけたらと思います!
展覧会の詳細は≪こちら≫
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ウェールズ国立美術館 蔵 ©National Museum of Wales