こんにちは。スタッフMizuhoです。
フランス宮廷に育まれ、
ヨーロッパの王侯貴族たちを魅了した
セーヴル陶磁器の日本初の大規模展。
沢山の方にご覧いただきまして
ありがとうございます。
静岡市美術館は、
日本で見ることのできる最終会場になります!
12月16日(日)までとなります。
まだ、ご覧いただいていない方に
少しご紹介させていただきます。
★マリー・アントワネットが
親友と同じものがほしいと注文したお皿
★ルイ15世の公妾ポンパドゥール夫人の
オウム類などに対する熱狂ぶりを表した
ポプリ壺「エベール」
★ロシア皇帝エカテリーナ2世のために
注文された食器セット
絵画装飾だけでも、少なくとも37人の絵付師と
5人の金彩職人が必要で、
完成するまでに3年がかかりました。
皿(「ロシア皇帝エカテリーナ2世のカメオとイニシャルのセルヴィス」より)
1778年 Photo © RMN-Grand Palais (Sèvres, Cité de la céramique)
/ Martine Beck-Coppola / distributed by AMF
★エジプト遠征帰還後、
ナポレオン1世の要請で作られた
デザート用の食器セットのお皿
デザート皿《将校デュプレシの戦闘と死》
(「エジプトのセルヴィス」より) 1811年
Photo © RMN-Grand Palais (Sèvres, Cité de la céramique)
/ Martine Beck-Coppola / distributed by AMF
など、歴史上の人物たちが
実際にオーダーした至宝の品々を
目の前でご覧いただけます!
また、
★18世紀に高く評価された、
完璧な色を出すのが難しい
ローズを地色とした墓石型の花器
★16世紀のルネサンスの彫刻や
イタリアのグロテスク文様に着想を得た
把手や像で飾られたフォルムの水差「ブロワ」
★国王ルイ=フィリップによって創始された
七宝工房の作品の水差「ディーテルル」
暗い地色と明るい装飾という装飾技法がとられました。
★かご細工に見立て、
金の透かし模様を全体に配した、
高度な製作技術と製作コストがかかった「かご」
など、時間をかけて
高度な製作技術と職人の技で作られた、
優雅で気品に満ち溢れた名品をご覧いただけます。
約300年の歴史を持つセーヴル陶磁器の、
日本で初めての大規模展。
最終会場の静岡会場で、ぜひご覧ください。
『フランス宮廷の磁器 セーヴル 創造の300年』
12月16日(日)まで
静岡市美術館で開催中。
当日券
一般 1200円
大高生・70歳以上 800円
※中学生以下無料
詳しくは≪こちらの静岡市美術館HPから≫